こども明日花プロジェクト

日本の17歳以下の子どもの7人に1人(全国で約260万人)が経済的な貧困状態にあるといわれています。山口県では生活保護世帯は10年で3,100世帯増加、ひとり親世帯は2,700世帯増加し、就学援助を受ける子どもの人口も全国平均に比べ10%も高く、子どもを取り巻く状況は年々と厳しくなっています。
経済的な貧困状態は、家庭の安定を脅かすだけでなく、子どもの精神的および肉体的成長に悪影響を及ぼします。地域に暮らす私たち一人ひとりが、これらの問題を自分のこととして捉え、子どもたちを見守り、支えるしくみを作らなくてはなりません。
「こども明日花プロジェクト」は、生まれ育った環境に関わらず、すべての子どもが自分らしく、希望を持って成長できる社会を目指します。

ビジョン

どんな環境に生まれ育っても、こどもが明日(あす)に希望を持てる社会を実現する

ミッション

1.子どもたちが安心して過ごせる居場所と学びの環境を提供する。

2.身近な大人が子どもたちを見守り、支える地域をつくる。

わたしたちの目指すビジョンの実現とミッションの達成のため、
こども明日花プロジェクトは以下の活動を展開し、子どもたちの成長をサポートしていきます。

支援内容

 

学習支援

 

学習支援の様子です

毎週土曜日の午前中、市内3カ所で学習会を行っています。
大学生ボランティアを中心に、子どもたちの基礎学力の向上を図り、中学3年生には受験対策も行っています。

居場所づくり

 

居場所づくりのイメージです

土曜日の午後に市内の一軒家「なのはなハウス」にて、居場所づくりを行っています。「自分らしく安心できる場所」をモットーにボランティアと遊んだり、勉強をしたり、食事をしたりします。また、子どもたちの豊かな体験を育むため、イチゴ狩りやリンゴ狩り、餅つきなどの季節の行事、イベントを企画、実行しています

生活支援

 

調理ボランティアの様子です

学習会や居場所づくりにおいては、調理ボランティアが季節の食材を生かし、心を込めて作る食事を子どもたちに提供しています。また、生活用品や食品の提供、一人親家庭への支援を行っています。

地域づくり

 

啓発のため招いた講師です

子どもに関する問題の啓発活動の一環として県内外から講師や地域で活動するNPOや行政を招き、意見交換やネットワークづくりに励んでいます。各地域での子ども食堂や学習支援、居場所づくりの普及に努めています。

 

 

詳細は、こども明日花プロジェクトのウェブサイトをご覧ください。