【講座】「ChatGPT体験講座」を開催しました

5月25日日曜日、さぽらんて登録団体および地域づくり関係者のみなさんを対象に「ChatGPT体験講座」を開催しました。


参加者は、6団体、1地域、そしてええやん記者吉田、学生スタッフ廣海、さぽらんてスタッフ寺山&藤岡で講師を含む12名。

 

 

講師は一般社団法人やまぐちeスポーツ協会の山野井哲也さんです。

日ごろからChatGPTを常用している方で、6月1日にオープンする「湯田こんこんパーク」にてeスポーツを普及するに至るまでのプレゼン資料や事業計画、eスポーツチーム「WhiteFox」のロゴマークなどまでAIに作ってもらったのだとか!


講座内容


まずはクイズからスタート!


Q.これらの革命で新しく発明されたものは何でしょう?

①第1次産業革命
②第2次産業革命
③第3次産業革命


うーーん、急に言われてもねえ…(苦笑)
答えはこのレポートの最後に載せてます。


第4次産業革命は「AI」・・・2018年はAI元年!
AIというと「仕事を奪われる」と思いそうですが、正確には「AIを使う人に仕事を奪われる」のです。今のうちからAIを使いつつ、ChatGPTを友達と会話するように使っていくことが必要なのだそう。なるほど~。

ChatGPT無料版と有料版の違い

有料版はよりたくさんの情報から答えを探し要約してくれるのに比べ、無料版は質問できる回数に制限があり、細かなミスが多いのだそう。有料版は月々3000円。
これが高いのか安いのか…使う環境にいる人次第でしょうかね。

ChatGPTの使い方

①調べさせる(勉強させる)→ ②課題を与える → ③否定する
基本的にChatGPTは肯定しかしないので、敢えて否定させてみると、自分で出した意見に反対意見を出してきてくれます。これを3回は繰り返すとかなり内容がかなり整理されていくんですって!AIも使い方次第ですね。

アイデアを出すときのおすすめのワード

「水平思考で考えて」
ChatGPTに水平思考=ラテラル・シンキングでと頼むと、常識を疑い、まったく別の角度から方法を考えてくれます。縦に深掘りせず、視点をズラして発想の飛躍を狙ってくれるそうです。

これらを使ってChatGPTを体験

私は「保護猫のTNRをするのにお金がかかって、団体さんが赤字でがんばっておられるのをどうにかしたい」というお題をChatGPTに聞いてみたところ、使えそうな助成金をいろいろ教えてくれましたが、それを否定すると「助成金はあくまで補助的なツールであり、団体の基盤づくりや社会的な共感の形成と併せて使うべきだ」さらに否定すると「手間をかける部分と省ける部分を見極めることが最も賢明な道だ」という意見になり、さらに水平思考でと尋ねると

視点1|「市民を巻き込む」=人間である必要はある?
視点2|そもそも「団体で巻き込む」必要ある?
視点3|「巻き込む」=外へ広げることではないかもしれない?
視点4|「団体の負担」って何?数字で減らす必要ある?




という視点が見えてきました。
ひとりで考えてても、これはなかなか見えてこないですね…!



私の場合は、上記の画像のように無料版を使ったので、信頼度が劣ることを踏まえても、このブラッシュアップが10分そこらでできあがりました。これを元に整えていくとかなり精度が高いものができあがります。


これが5年後には常識になる。


AI…恐れずに早めに押さえておくべきですね。

 

参加者のみなさんからの感想(一部ご紹介します)


AIやChatGPTの活用について

  • 業務の補助等
  • 今までどおりにスクリプトを出力させたり、作る物のアイデアなどを考えるのにAIを使おうと思います
  • 凝り固まった頭を柔軟にさせたり、新しい思考や発想を生み出し、仕事だけでなく家庭でのやり方も変えてみようかと思います。
  • 新しく何かを勉強するときや、学んだことの復習、調べ物など、趣味や勉強で使っていけたらと思います。


ご意見ご感想

  • 楽しい講座で、ChatGTPへのハードルも下がりました。ありがとうございました!
  • 活用しつつ、舵をとるのは自分ですね!
  • 今日はありがとうございました😊
  • 心強い味方ができました。どんどん使っていきたいと思います
  • 恐れずAIを使っていきます



ご参加いただいたみなさま、お忙しい中ありがとうございました!


さぽらんてでは、団体、地域づくり関係者向けの講座を今年度も行っていきます。次はInstagram講座を予定していますのでお楽しみに!


さぽらんて藤岡




産業革命クイズの答え

①蒸気機関車 ②電気 ③インターネット