夏の日に思うこと…

カテゴリー:活動報告

無信心で超ズボラ人間ですが8月1日は私にとってちょっと特別な日。

このボランティアを始めるきっかけとなった先先代と先代わんこが奇しくも時を経て虹の橋を渡った日。
当時は今のように犬猫同時多頭飼いではなく、世間一般的なオンリーワン生活でたまに保護わんニャンがいたとしても日常化ではなく…

物心ついたときにはそばに犬猫がいる、そんな環境でした。
子供の頃まだ週2回は野犬狩りの日があり(年がばれるか…)我が家でも日中は係留し夜はフリーにする飼い方をしており、朝戻ってこない愛犬を心配した父が徳山保健所(現在周南保健所)まで返還に車を走らせた、そんな昭和な飼い方でした。
当時市内に3件あった動物病院とはまず縁がなくフィラリア予防はもとより混合ワクチンの知識もなく、年1回春の登録と狂犬病予防注射さえしておけばOK!とのんびりしたものでした。
そう、昔は毎年登録し直していましたよ、いつからだったかな1回の生涯登録になったのは…

ワクチンや不妊手術も一般化されつつある昭和も後半、当時の愛犬が私の知識不足で防げた病気で最後を迎えたとき、こんな私でもいろいろ落ち込みあれこれ「〜たら〜レバ」の後悔の日々。
当時の仕事柄、1年中で一番忙しい夏季ゆえに仕事に没頭せざるを得ず、これは結果的には感傷に浸る間もなく何とか、というか上手くペットロスに陥らずにこの時期を乗り越えられました。

当時保健所の近くに住んでおり犬のいない寂しさから保護された子犬を貰い受けたいと電話連絡した際に「事情あってここに来た子たちだから性格に問題かあるかもしれない、慣れないかもしれない」と職員からやんわり断られ、そんなものかな…と思っていたある日宇部ワンワン銀行(保健所主催譲渡会)を知り、子犬1匹を迎え入れました。のちその子と生まれ年の違う兄弟姉妹らしき犬たちに次々出会い、保健所へ問い合わせをした際、不埒な飼い主が生ませては安易に持ち込んでいることと、それを受け入れざるを得ない行政の仕組みに怒りを覚え、飼い主への啓発を痛感したものです。
またワンワン銀行で最初に希望していたうちの子の兄弟と思われる活発なブチ犬を選ばれた70代と思われる老婦人のことがずっと気になっています。
中年の私でも手こずった20キロ級の兄弟犬をあのご婦人が飼いこなせているか、譲渡会会場にご家族の姿もなくお一人で来られていましたから…保健所の譲渡チェックも超いい加減で賃貸住まいの宇部市外の私に対しても住所を書くだけ、免許や保険証の提示もなくそれだけ…いくらでも嘘がまかり通るばらまき譲渡に素人ながら危機感を覚えたものです。

保護乳飲み子犬猫同伴出勤をし始めたのもこの子犬との出会いがあってのこと。
初めは眉ひそめつつ黙認してくださった当時の職場や協力友人の賜物であり、現在の職場では考えられないことなのでとても幸運でした。
山口県内にも志を同じくされる個人・団体が同様な状況を現在進行形で日々経験されながら活動をされていることをとても頼もしく思います。

さて、前置きがとても長くなりましたがここからが本題。
寿命が飛躍的に伸びたとはいえ犬猫の平均寿命は人間よりはるかに短く、その最後を丁寧に看取ってもう2度と同じ悲しみを味わいたくないからとおっしゃる方も多数いらっしゃいます。

それはそれで一つの選択ですが否定批判する気は全くなく、もし時間薬が効いてきて、その子と過ごした日々が生き生きとしたものであったなら…ちょっと目線を変えて新たに行き場のない子とのキラキラした生活も視野に入れていただけると幸せます。
もちろんショップ購入を否定するものではありません。
出会いを大切にしていただけたら…という意味です。

思い出は思い出として大切にしていただき、今を生きるあなたご自身と目の前にある命とのお互いのメリット・デメリットをしっかり検証したうえで新しい個性との出会いを楽しみませんか?

その時、先代はこうだった、ああだった…と今の子と比較してもそれは何の意味もありません。
今あなたの目の前にいる命はあなたの望み通り姿かたちは先代と似ているかもしれませんが後ろ向きな目線のままでいては全く別の個性を備えた別の命であることを理解しない限り新しい展開は望めません。
過去に固執するとお互いが意味不幸になりかねませんから、その点だけはご納得ください。

縁あってあなたがご自身の意思で迎え入れた新しい命、責任を持って命を全うするまでお預かりしてくださいね。

新しいペットを迎えるにあたって、皆さん基本に戻りませんか。
ご自身の体力:気力:財力のゆとりと万が一の応援体制の確保。
どれか一つ欠けても先で不幸の連鎖が起きることのないよう最善の対策をしたうえで新しい1歩を踏みだしましょうね。
お互いがペースをつかむまで大変だけれど、それはそれは素晴らしい時間の共有をさせてもらえること、私だけでなくたくさんの仲間が保証します。

私や多数いるメンバーの貴重な経験談も何かしらのお役にたてるかもしれません。
1歩踏み出すきっかけづくりとその応援をこれからもしていきたいと改めて思った次第です。

あなたのお声をお聞かせください!

初公開! 先代初日1.5キロ 譲渡会時一番おとなしかった子が…このポンポンお腹に恐ろしい数の回虫…1回分の排出最多量として獣医さんに永久保存されています(笑)今どきの予防医療などいろいろ勉強になりました
半年後20キロ…!!成犬時10キロ程度の短毛柴風味犬と思って迎えてだまされたの図 

この記事をシェア!