「知的障がい者フォーラム」を開催しました。

私たちひつじの会では、5月23日(土)3団体(縁小屋、NPO法人ら・し・さ、NPO法人ひつじの会)の共催でフォーラムを開催しました。
フォーラムでは「生き抜くために必要なお金・しくみ」「成年後見制度について」講演していただきました。
 障がい者を家族に持つ私たちにとって一番の不安は、自分が死んだ後その障がいのある子はどうなるのだろう、ちゃんと生きていけるのだろうかということです。
不安を抱えていても、何をしたらいいか分からないのです。私たち以外にもそういう人が多いのではと思い、このフォーラムを開催しました。
 当日は約80名の方の参加で会場はいっぱいになり、皆さんの関心の高さにあらためて驚きました。ただ時間の関係で、この日は細かいところまで触れることができませんでした。
 そのため当会では、6月、7月、9月の3回シリーズで、皆さんの実情に応じたライフプランを実際に作っていただくための講座を開きました。
 第1回目は「準備しておきたいお金はいくら?」第2回目は「困ったときに使える保障制度」第3回目は「相続のはなし」でした。
参加者は各回とも約30名でした。適度な人数ということもあり、じっくりライフプラン作成に取り組んでいただけたと思います。ライフプランは状況に応じて変化していきますが、何をどう準備しておけばいいのかという基本的な考え方は分かっていただけたと思います。
 参加された皆さんはとても熱心で、皆さんの切実な思いがひしひしと伝わってきました。
 当会では、今後もさまざまな相談や問合わせに、できる限りお答えしたいと思っています。
 最後に、参加された皆さん、協力していただいた多くの方々に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 (小松)