写真展終了しました

貴重な写真・著書をお貸しくださった今西乃子さん及びNPO法人動物愛護社会推進協会、そして足を運んで下さったすべての方に心から感謝申し上げます。

ネパールからの留学生さん(彼は自国で現役の獣医師であり、Kathmandu Animal Treatment Centreで犬猫などのTNR・里親探し等の活動をされている)から処分に至る現状と処分の仕方について聞かれ、カタカナ英語総動員でお返事するのに何度も日本はリッチな国なのに…と口にされて、心の貧しさと語彙力の貧しさに恥じ入る次第。
ネパールでも出来ていることだから、きっと山口でも出来ますよと励ましの言葉をいただきました、薄皮1枚ずつでも動物福祉向上にむけて立ち止まらずに歩み続けたいです。

唯一感想ノートに記述してくださった方、元某県の保健所職員だったそうです。
「無責任な(元)飼い主が最も悪いが、方法・手段を考えない動物愛護者・団体も少し困った存在であると改めて考えました。」
とありました。
仰る通りです、過去狂信的な動物愛護者からの苦情電話などに相当苦慮されたご様子、大変お気の毒に思います。
ただこの度の写真展の内容も決して保健所・愛護センターを非難するものではなく、著書の中でもそんな現場職員さんたちの苦悩や心痛がつづられており、彼が来られたとき直接お話ができなかったことが悔やまれます。
常々思うに、私たちの足を引っ張るのは動物嫌いの方ではなく中途半端な犬猫好きさん、何事も敵は身内にありって感じですね。

ここ山口でもやっと県とボランティアとの「命を繋ぐ協働」が始まったばかりで、「ボランティアとの協力はしないし、ましてや譲渡においてはライバルだから協力するつもり一切ない…」と言い切ってた10年前からは考えられないほどの「大進歩」なのです。

私たちは平成18年、山口市に不妊手術の助成金と動物愛護に関する市民・獣医師会・行政による協議会の設置を求める署名を提出しました。
今年初めてペット適正飼養検討協議会が設けられ、来年度には一部ですが不妊去勢手術助成も実施される予定です。
本当に少しずつですが山口も遅れを取り戻すべく動き始めた感があります。

これからの山口県の動物福祉向上を願って、できたら一緒に活動していただけたら嬉しいです。
これからもまず知っていただくことから始める為に、写真展などの啓発に心がけてまいります。