NPO知的資産マネジメント基礎研修<ステップ2>

全4回のNPO知的資産マネジメント基礎研修の第2回が8月26日(日)ありました。

講師:中村 伸一 氏(プロセスマーケティングプランナー、やまぐち総合研究所所長)

参加者は前回に引き続き

特定非営利活動法人あっとさん
Yanさん
山口自閉症研修協議会あくしゅさん
Do A Frontさん

です。

ブログサロンでおなじみのシステムエンジニア千々松さん
防府市市民活動支援センターからスタッフの松浦さんが聴講でご参加いただきました。

2回目の講座なのと、Facebook等でもつながり始めたことから
講師も含めすっかりなじみの顔となった参加者たちですが

恒例の”アイスブレイク”からスタートしました。
(初対面の参加者同士の抵抗感をなくすために行うコミュニケーション促進のための2人以上で行うグループワークの総称)

最近会った”楽しかったこと”を5分で色んな人とハイタッチのあとにおしゃべり・・・・

気づいたら10分経ってました(笑)

そんなアイスブレイクのあと、前回の振り返り「マーケティング」について。
モノが売れるしくみの4つのポイント・・・・
参加者全員でじんわり思い出し脳みそをほぐしていきました。

<ステップ2~ミッションの確認~>

1.知的資産マネジメントを知る

知的資産とは?
各々の団体が持っている見えない資産のことです。
人脈や仲間だったり、伝統、実績、ノウハウ、アイデア、経営理念、専門性、独自性・・・

これを団体ごとに書き出していきました。

もちろんさぽらんても。

みなさんも書き出してみてください。
きっと改めて気づくたくさんの知的資産を発見できます。
一人でやるよりみんなでやる!ここもポイントだと思います。

そして書き出した知的資産を団体ごとに発表していきました。

他の団体さんの知的資産を知ることも大事なのです。

なぜかって?????

知的資産は目には見えない・・・・
つまり・・・盗めるのです♪

あっ・・・講師はこれを「交配」と言っておられました!!

ここで昼食タイム

「かとうの赤い羽根弁当」(寄附付き)をいただきました。
詳しくはこちら
2.現状を分析して対策する

前回の講座で作成した自分たちの「強み」「弱み」「機会」「脅威」をもとに
・強みを活かし、チャンスをものにする方法
・強みを克服し、チャンスを逃さないようにする方法
・強みを活かし、脅威の影響を受けないようにする方法
・弱みを克服し、脅威の影響を受けないようにする方法

を書き出す作業・・・あっという間の30分がたち
参加者たちの集中力に圧倒されます。

もちろん書き出したものは発表あるのみ!

それについて他の団体から質問やアドバイスが寄せられ
その一つ一つに応えることで団体さん自身のマネジメントにもつながっていく

奥が深い・・・

3.理念・ミッション・ビジョンを設定

前回の宿題で理念(設立趣意)に寄せられる市民からの期待を集めてもらっていたので
このワークはスムーズに進行したようでした。

ミッションとは自分たちの思いだけではなく、市民に求められるものです。
地域社会の課題に気づき自ら問題解決のために行動する。
それが市民活動・・・・(しみじみ)

自分たちの1年後→3年後→5年後→10年後

(ビジョンを描きながらふと思い出したのは若かりし少女時代
なんか同じようなことを紙に書いたような・・・
なんて書いたか思い出せない・・・余談でした)

自分たちだけでなく、社会も変化していく・・・

10年後のビジョン・・・

中村講師よりまずは想像可能な5年後から書き始めるアドバイスをいただいたものの
これは結構難しいかも・・・
次回までの宿題となりました

次回<ステップ3~ミッションに基づく事業実施に向けて~>につづく・・・

スタッフ おだ

アイスブレイクを行っています。
アイスブレイク
マネジメントについて話す中村先生です。
マネジメントとは
見えない資産と書かれたスライドです。
見えない資産
美味しそうな、かとうの赤い羽根弁当です。
かとうの赤い羽根弁当
発表を行う参加者です。
発表