令和3年度 子どもゆめ基金助成
経済的困難な状況にある子どもの体験活動・読書活動助成

財団名等 独立行政法人 国立青少年教育振興機構
分野 子ども
助成目的

民間団体が、経済的な困難な状況にある子どもの健やかな育成を目的として体験活動や読書活動を行なう場合、通常は対象外とされている参加者の交通費・宿泊費や飲食代など(自己負担経費)について、特に助成の対象とすることで、子どもの参加に係わる負担を軽減します。

対象団体

次に該当する団体で、当該団体が自ら主催し、経済的に困難な状況にある子どもの健やかな育成を目的として、子どもを対象とした体験活動や読書活動の振興に取組む団体が助成の対象となります。
(1)公益財団法人、公益社団法人又は一般財団法人、一般社団法人
(2)特定非営利活動法人
(3)上記以外の法人格を有する団体(次に掲げる団体を除く。)   
・国又は地方公共団体   
・法律により直接に設立された法人   
・特別の法律により特別の設立行為をもって設立された法人
(4)法人格を有しないが、活動を実施するための体制が整っていると認められる団体

内容

下記に該当する活動
1.民間の児童養護施設や母子生活支援施設および一般財団法人全国母子寡婦福祉団体協議会ならびにこれに加盟する母子福祉団体が行う体験活動や読書活動。
2.上記以外の民間の機関・団体が、経済的に困難な状況にある子どもの健やかな育成を目的として、児童養護施設や母子生活支援施設、地方公共団体などと協力して行なう体験活動や読書活動

◆活動の分野

1.体験活動
(1)自然体験活動  
・豊かな自然や農山漁村での自然とふれあい、登山、ハイキング、キャンプ、野外炊事、郷土食作り  
・森林等での野鳥保護活動、環境教育活動  
・身近な公園や川等の自然を生かした探究活動、フィールドワーク、工作活動  
・地域の特色を生かした生態観察、放流 など

(2)科学体験活動  
・科学実験・観察実習教室  
・ものづくり体験やプログラミングなどを通じた自然科学のワークショップ  
・天文や化石の観察などを通じた自然科学のワークショップなど

(3)交流を目的とする活動  
・老人会や一人暮らしのお年寄りを招いてのレクリエーション等の交流体験会  
・幼稚園・保育所を訪ねたり幼児を招いたりしての幼児との遊び、ふれあい  
・大人たちとの学び合いの交流  
・地域に在住する外国の人々を招いて生活や文化を紹介し合うなどの交流  
・農山漁村部と都市部など特色が異なる地域との交流  
・通学合宿やスポーツ、プレーパークなど集団活動を通じた意図的な子ども同士の交流 など

(4)社会奉仕体験活動  
・子どもたちの興味や学習成果、得意な技術を活用した奉仕活動  
・老人ホーム等福祉施設を訪問し、話し相手や手伝い、清掃を行う活動  
・地域の魅力を生かした地域活性化や地域おこし、安心安全な地域づくりにつながる活動  
・地域や駅前、公園、河川や海岸等の清掃、空き缶回収  
・地域での花作りや環境美化 など

(5)職場体験活動  
・地域の事業所や商店などでの職業体験  
・将来の進路について考えるインターンシップ  
・地域の農家の指導を得ながら米作りや野菜作り、並びに鶏、羊、豚などの家畜や魚の飼育  
・地域産業を生かした漁労や加工品製造の体験  
・森林での植林、下草刈り、枝打ち、伐採、椎茸栽培、炭焼き など

(6)総合・その他体験活動   
上記の(1)~(5)までの複数の分野を意図的・計画的に組み合わせた総合的な体験活動及びその他の体験活動  
2.読書活動
(7)読書活動  
・発達段階に合わせた読み聞かせ会、読書会、おはなし会、ブックトーク、ストーリーテリング  
・ワークショップ等多様な工夫を通じて本に親しみ楽しむ活動  
・家庭読書の普及・啓発活動 など

◆活動の種類
(1)子どもを対象とする活動
(2)経済的に困難な状況にある子どもを対象とする活動
(3)フォーラム等普及活動
(4)指導者養成

金額範囲 〜50万円, 51〜300万円
助成金額詳細

◆1活動あたりの助成額は、全国規模の活動は300万円、都道府県規模の活動は100万円、市区町村規模の活動は50万円を標準額(目安)としています。
◆1活動あたりの助成金の額は、2万円以上限度額まで
◆助成額及び限度額
1.全国規模(24都道府県以上で、参加者を募集する場合)    
助成標準額 300万円  限度額 600万円

2.都道府県規模(全国規模以外で、都道府県全域または、それを越えて参加者を募集する場合)   
助成標準額 100万円  限度額 200万円

3.市区町村規模(上記以外)   
助成標準額  50万円  限度額 100万円

※活動実績のない新規団体への助成は、原則として標準額を上限額とする。 活動実績のない新規団体とは、平成30年4月以降に設立された団体が該当します。ただし、平成31年3月以前に設立された団体であっても、令和元年度および令和2年度に活動実績がなければ該当します。

募集開始 2020年10月1日
募集締切 2020年11月10日
募集締切詳細

2020年10月1日(木)から2020年11月10日(火)まで 消印有効(電子申請は11月24日(火)17時〆切)◆二次募集 ※市区町村規模のみ  事業実施期間:令和3年10月1日~令和4年3月31日  郵送:令和3年5月1日~6月15日 消印有効  電子申請:令和3年5月1日~6月29日 17時〆切

随時受付 募集期間あり
エリア  全国
区分 助成金
人件費 非対象
募集要項URL https://yumekikin.niye.go.jp/jyosei/taiken_boshu.html
財団等URL https://yumekikin.niye.go.jp/index.html
お問合せ先

問い合わせ先団体名
(独行)国立青少年教育振興機構

担当者名
子どもゆめ基金部 助成課

郵便番号
151-0052

住所
東京都渋谷区代々木神園町3番1号

電話番号
フリーダイヤル 0120-579081(月~金 9:00~17:00)

メールアドレス
yume@niye.go.jp

備考

申込み・応募方法
郵送または電子申請

・電子申請システム:はじめて電子申請をする場合は、事前にID申請が必要です。 ID取得後、電子申請システムにログインをし、必要事項を入力し申請して下さい。
・郵送:封筒の表に「申請書在中」と記入のうえ、簡易書留や配達証明等、配達記録の残るもので郵送してください

その他
助成金の申請は決められた様式を使用して下さい。
以下に該当する場合は、「別紙様式1-B」を用いての申請となります。
・申請件数 体験活動及び読書活動 各1件  ※体験活動1件と読書活動1件の計2件も可  
・活動規模が「市区町村規模」
・助成金申請額(一件あたり)が50万円以下  
※上記以外の場合は、【別様式1-A】を用いて申請