住まいとコミュニティづくり活動助成

財団名等 ハウジングアンドコミュニティ財団
分野 まち, 安全
助成目的

人びとの生活の現場である地域。ハウジングアンドコミュニティ財団では、地域を豊かに耕す活動を住まいとコミュニティづくりと呼び、20年にわたって助成プログラム(助成金)を運営してきました。 地域を豊かに耕す活動とは、愛着と誇りをもって生活を営むことができる、そんな地域の新しい価値=文化を創造する活動。「住まいとコミュニティづくり活動助成」は、こうした市民主体・住民主体のまちづくり・地域づくり活動に取り組むNPO・市民活動団体を支援する助成プログラム(助成金)です。

対象団体

営利を目的としない民間団体(特定非営利活動法人、法人化されていない任意の団体など)。 団体として、代表責任者が明確であること、意思決定のしくみが確立されていること、予算決算を含む会計処理が適切に行われていることが必要です。

内容

住まいとコミュニティづくりに関わる以下のような分野についての活動。 ●社会のニーズに対応した住まいづくり 社会の多様な課題に応えることのできる新しい住まい方・住まいづくりの提案、既存の住宅の再生や利活用、地域の人々や入居者が参加して行う住まいづくりなどを目指す活動。 ●住環境の保全・向上 歴史のある建物の保全・活用、花や緑を増やす、街並景観の向上、バリアフリーのまちづくり、高齢者や障害者などに対する居住支援など、住まいの環境をよくする活動。 ●地域コミュニティの創造・活性化 子どもの遊び場やお年寄りがくつろげる場所の整備、地域のシンボルとなる施設や文化の活用、地域の連帯を強める創造的な活動など、地域のコミュニティの創造・活性化につながる活動。 ●安全で安心して暮らせる地域の実現 地域における犯罪等の発生を少なくするための取り組みや、自然災害等の被害を軽減するための地域社会の形成に資する活動、自然災害からの復興を進めるための活動など安全安心な地域の実現を目指す活動。 ●その他その他、豊かな居住環境の実現につながる活動。

金額範囲 51〜300万円
助成金額詳細

1件あたり100万円を上限とします。(ただし、テーマ助成にあっては200万円を上限とします。)

募集開始
募集締切 2016年1月20日
募集締切詳細

【募集期間】2015/11/24(火)~2016/1/20(水)必着

随時受付 募集期間あり
エリア  全国
区分 助成金
人件費 非対象
募集要項URL
財団等URL
お問合せ先

申込書(参考資料を含む)をもとに、「住まいとコミュニティづくり活動助成選考委員会」にて厳正に選考、決定します。なお、選考の過程では必要に応じて資料の提出をお願いしたり、問い合わせに答えていただくこともあります。 (注:申込書は、募集の期間中のみダウンロードできます) ダウンロードサイト:http://www.hc-zaidan.or.jp/josei/josei24/index.htmlホームページ:http://www.hc-zaidan.or.jp/josei/index.html

備考

<内容> 年度を単位とした活動を支援するもので、1年間の活動に助成を行います。<助成の期間>4月1日から翌年3月31日までの1年間。 <助成の実施>[1]助成の方法 助成を受ける団体は、当財団と覚書を取り交し、これにもとづいて活動を実施することとし、助成金は年2回(5月、11月)に分けて支払います。 [2]報告書の提出 活動は所定の様式に沿った報告書としてまとめ、中間報告を10月に、完了報告を翌年5月に提出していただきます。ご提出いただいた報告は、そのまま当財団のホームページに掲載させていただきますのでご承知おきください。 [3]交流会1 〈開催地:東京〉の開催 毎年8月~9月に、前年度の助成対象団体が活動成果の発表を行い、住まいづくりコミュニティづくりに興味のある方々やこの分野の専門家等を交えた交流・懇親を図る交流会を開催します。助成年度の翌年度の交流会には活動成果の発表を行っていただきます(1名分の交通費はお支払いします)。[4]交流会2 〈開催地:東京以外〉の開催 毎年5月頃、交流の機会を増やし、他団体の活動の実態に触れることを目的として、過去の助成対象地域(ホスト役:過去の助成対象団体)において交流会を開催します(助成年度の5月頃)。参加される場合は、1名分の交通費をお支払いします。 [5]助成年度 助成は原則として1年間とします。なお、継続して助成することがありますが(2年間を限度とします)、この場合も各年ごとにあらためて申し込み、選考を受ける必要があります。 [6]その他 助成期間中、進捗状況の報告、意見交換等に協力していただきます。なお、活動が継続困難となった場合は、途中で助成を打ち切り、助成金の返還を求めることがあります。 <助成対象の選考> [1]選考方法 申込書(参考資料を含む)をもとに、「住まいとコミュニティづくり活動助成選考委員会」にて厳正に選考、決定します。なお、選考の過程では必要に応じて資料の提出をお願いしたり、問い合わせに答えていただくこともあります。 (注:申込書は、募集の期間中のみダウンロードできます) 「住まいとコミュニティづくり活動助成選考委員会」 ※任期:2014~15年度(2015年度・2016年度助成を選考) 委員長 鈴木輝隆(江戸川大学) 委 員 窪田亜矢(東京大学) 委 員 小伊藤亜希子(大阪市立大学) 委 員 図司直也(法政大学) 委 員 関由有子(せきゆうこ設計室) 委 員 丁 志映(千葉大学) 委 員 山下馨(山下馨建築アトリエ) 委 員 久田見卓(ハウジングアンドコミュニティ財団)[2]選考のポイント 次のような多様な観点から選考します。 テーマ:個性豊かな住環境の創造に貢献するものであるか。地域の課題やニーズを的確に把握し、活動の目的・目標が明解になっているか。視点:独自の視点で取り組もうとしているか、地域や社会に向けた新しいメッセージや提案があるか。手法:活動を実施する手法が明確になっているか、工夫されたものになっているか。実行性:具体的に計画(活動内容や活動資金)が練られているか、活動を実施するための体制や準備が整っているか。継続性:助成期間終了後も継続的な活動が期待できるか、自立した活動として発展が期待できるか。波及性:地域への影響力や他の地域への波及効果があるか。