2016年度 国際助成プログラム 「アジアの共通課題と相互交流:学びあいから共感へ」

財団名等 公益財団法人 トヨタ財団
分野 国際
助成目的

本パイロットプログラムは、期間を1年、対象地域を東南アジアの数か国と日本に限定した試行的なプログラムとして、これらの国々と日本に共通する課題に着目し、既に存在する知見に基づく政策提言型の活動を助成するものです。プログラムを通じて、それぞれの国における課題の所在と、その解決に向けての方策を互いに学びあいながら、共に考えていくことを目的とします。

対象団体

複数の対象国・地域に拠点を置き、当該課題解決に対する実績・知見を持つ実践者、研究者、クリエイター、政策担当者、メディア関係者等、適切かつ多様なメンバーによって構成されるチーム◆応募資格・複数の対象国・地域において、対象領域に関連する研究・活動・政策提言等の実績を持っていること・複数の対象国・地域において、対象領域に関連する実践者、当事者、政策関係者やメディア関係者等を含んだチームを形成でき、また広汎なネットワークを有すること・複数国・地域にまたがり、多様な関係者のネットワークに基づくプロジェクトを運営管理できること

内容

◆テーマ 「アジアの共通課題と相互交流 -学びあいから共感へ- 」 <サブテーマ> A.多世代・多文化を包摂する地域コミュニティ B.新しい文化の創造:これからのアジアの共通基盤の構築 C.オープン領域 ◆対象領域 A.多世代・多文化を包摂する地域コミュニティ 対象国・地域に関わる人々が世代・国境を超えて学びあい、複雑に入り組んだ現代の地域コミュニティが抱える課題に柔軟に対応し、当該コミュニティ全体の幸福と活力につながりうる企画を期待します。特に子どもや高齢者、外国人やその家族といった当事者がコミュニティによって「支えられる」存在ではなく、共に「支える」担い手であるという発想にもとづいて地域の特性と課題を調査・分析し、それを活かした現実的な取り組みにつなげる提案が望まれます。  B.新しい文化の創造:これからのアジアの共通基盤の構築 異なる国や地域にくらす人々が協働することで、互いの文化や伝統を尊重しつつ、これからのアジアの文化を新たに創造してゆく取り組みを対象とします。食文化やアート、映像、アニメ、伝統芸能など領域の制限は設けません。私たちが共にくらすアジアの豊かな未来像を提示する、意欲的な提案を期待します  C.オープン領域  テーマは指定しませんが、本プログラムが対象とする東アジアと東南アジアの国・地域のうち、2つ以上の国・地域が抱える新たな共通課題を設定し、当該地域のアクターたちが協働しながらその解決を目指す、創発的かつ社会的意義の高い提案をお待ちしています。◆対象国  日本を含む東アジアと東南アジア国・地域  ※東アジア:中国、香港、マカオ、台湾、韓国、モンゴル、日本※東南アジア:ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモール、ベトナム◆助成期間  1年間プロジェクト 2016年11月1日~2017年10月31日  2年間プロジェクト 2016年11月1日~2018年10月31日◆求められる活動と成果 (1)課題の設定とそれに対する現状のレビュー(調査・分析) (2)課題解決につながる諸活動 (3)提言・作品等を成果物(Tangible Output)として作成・発信 (4)「変化の記録」(Record of Change)を作成 以上4点をプロジェクト期間中に実施することが求められます。

金額範囲 301万円〜
助成金額詳細

【助成金額】◆1年間プロジェクト 500万円/件◆2年間プロジェクト 1000万円/件

募集開始
募集締切 2016年6月10日
募集締切詳細

【募集期間】2016年4月11日(月)から2016年6月10日(金) 当日消印有効 15:00まで(日本時間)※応募締切時が近づくと、ウェブサイトへのアクセスが集中し、企画書の送信(アップロード)ができない等の不具合が生じる恐れがあります。十分な余裕をもってご送信ください。

随時受付 募集期間あり
エリア  全国
区分 助成金
人件費 非対象
募集要項URL
財団等URL
お問合せ先

(公財)トヨタ財団国際助成グループ (担当:楠田、利根、笹川)〒163-0437 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル37階(電話)03-3344-1701(平日 10:00~17:00 土日祝祭日を除く)(メール)asianneighbors@toyotafound.or.jp http://www.toyotafound.or.jp/program/asian_neighbors.html

備考

【応募方法】トヨタ財団ウェブサイトより応募登録し、ダウンロードした企画書に必要事項を記入したうえで、必要な情報を記入した企画書をアップロードして下さい。【詳細】http://www.toyotafound.or.jp/program/data1/2016guidelinej.pdf