「やまぐち朗読Cafe」に参加しました

自由参加の朗読と蓄音器から流れるSPレコードのジャズを楽しむ「やまぐち朗読Cafe」が、11日、山口市のジャズスポット ポルシェでありました。

今回が5回目だそうですが、Fさんに誘っていただき、初めて参加しました。

今日は3部構成でした。

 

第1部は、ピアニストの手嶋沙織さんのピアノ伴奏でバリトンの白岩洵さんの朗読と歌を楽しみました。

第2部は、中原中也記念館の中原豊館長の選曲による蓄音機「ビクトローラ」でのSPレコードのジャズを楽しみました。
ビクターのレコード特集でした。

1曲毎にハンドルを回すのが大変とのことです。

中原中也館での蓄音機によるレコード鑑賞会には何度か参加したことがありますが、ジャズスポットでの“音”は格別に聴こえました。

 

第3部は、詩や小説やお気に入りの作品を持ち込んでの朗読。

宮城県出身のFさんは、『ありがとうの詩(うた)』(河北新報社 2012.3)より「ありがとがす」を朗読されました。

(略)
おめえ様にも緑豊かな古里があり
こころやさしい家族が待っているべ
ほんでも もうちょっとだけ
おらに力を貸してけねが
(略)
ありがとがす ありがとがす ありがとがす
おらも精一杯努力すっから
ありがとがす

画家のSさんは、自作の絵とコラボで自作の詩を読まれました。

その他、詩や小説の朗読だけでなく、エリック・カールの『パパ、お月さまとって!』(もりひさし/訳 偕成社 1986.12)や

宮沢賢治の『雨ニモマケズ』(柚木沙弥郎/絵 三起商行 2016.10)の

絵本の読み聞かせもあったり、「外郎売」の口上があったりと、実にバラエティに富み、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 

次回の「やまぐち朗読Cafe」6月20日(水)20:00~です。

 

なお、この記事は、こどもと本ジョイントネット21・山口のブログでもアップしています。