思い込みって

怖いわぁ〜なお話です。
今日ご縁あった犬はオスと聞いていたのに、メスでした。
彼女は1万分の1のラッキーガール、事前にオスと聞いていたので、あえてタマタマを確認することなくエチケットシーンであれっ?ってことになりました(笑)

黒い犬と聞いて会いに行ったら茶系の犬ってこともありました。
色や大きさなど主観的なものや経験値がものを言ったり、単純なヒューマンエラーはどこの世界でもありがち。

たいては笑い話ですみますが、発信元によっては大変なことに。
白いメスの迷い犬を探す飼い主が保健所に電話した時に「今収容しているのは白いオス犬です」と言われたら、このご家族はきっと落胆し他を探すでしょう。
収容されている犬がオスではなく実はメスだったら…2度と家族に会えません。
保護犬と家出犬の届け出地域が同じでないからと別犬扱いされて連絡をしてもらえなかったこともありました。
足のある犬猫が移動することは当たり前のこと、これが何キロも離れていたらまだしも半径500メートル園内、道渡ったら別地域って多いのに、その情報鵜呑みにして信頼して大丈夫??ってことになりませんか?

写真3枚目の子などは立ち耳で背中に黒っぽい毛があるけど全体的には茶系の四国犬風和犬ミックスとでも表現しましょうか。
色は黒で大きい犬だといわれてこの顔が思い浮かぶか?否、想像力をう〜〜〜んと働かせても無理。

写真1枚あれば、あ〜と納得できることも文字や言葉で的確に表現するのは個人の主観も入って難しいですね。

写真2枚目はその収容動物情報が公開されている保健所の掲示板。
今の若い人なら掲示板と聞くと、それはもう写真もアップされているHP以外思い浮かばないでしょうね。
ところが県の場合、葵町のこの場に来てこの紙を見るしかないという昭和な掲示板。
150センチの私は背伸びしても植木越しの小さい字は何が書いてあるか読めないくらいの情報しかなく、本当に誰に向けて発信しているのか?ましてやオスメス間違っていたらどうなの??
昔と違って写真現像するのにも数日かかるわけでなし、写真1枚とってきちんと収容動物をデーター化すれば、多少間違いは減る?
きっと忙しくてそんな時間はないときっぱり断言されることでしょう。
3軒に1匹はペット飼養中というデーターもある昨今、アニマルポリスは高望みとしても動物愛護の機能を受け持つ窓口がないことがおかしいと思いませんか?

殺処分を減らしましょうと上が言ってるから真似っこして言っているだけで、前向きな気持ちが感じられない…と思う後ろ向き山口県。
敢えて禁句登場「余所がやっているように」収容動物情報を今どきのツールも使って公開して頂けないものでしょうか。

一個人の遠吠えはやっぱり遠吠えでしかないと実感した日でした。