現場で見えてきたことアレコレ

狂犬病予防接種会場に同行して行程の前半を終了。
約2500匹の犬とチラシを配布させて頂いた2000人の飼い主さんにお会いしてきました。
無理なお願いを聞き入れて頂いた山口市環境保全課には本当に感謝感謝です。
私たちだけでなく、獣医を目指す学生も何人か入れ替わりで参加しており未来の自分・多種多様な犬に対応されている獣医さんを拝見する貴重な体験をさせて頂いています。

18才には見えない若々しい子もいましたが、これまでの最長老は19才。もう目も耳も機能していなく立つこともやっとですが、しっかり飼い主さんが胸に抱いてお越しになりました。
流石にこの子は狂犬病ワクチンは免除でしたが、お母さんは「この子から沢山幸せをもらったから最後までしっかり恩返ししないとね。」
この胸が熱くなるような言葉、簡単に愛犬・愛猫を捨てていく飼い主さん達に聞かせたいです。

各会場、地域によって地域住民性も目の当たりにして、これからの課題も見えてきました。
愛犬の注射だというのに人任せ・保定すら出来ない人の多いこと。
愛犬に適正なサイズの首輪やリードを付けていない人。
しっぽ道場やしつけ教室で残念ながらこんなことから啓発していく必要性を実感。

また嬉しいことは沢山ありました。

お忙しい中こちらの話しにも耳を傾けて下さって、帰ったらすぐ付けましょうと言われる方。
持参したビニールの簡易名札(無料)もご紹介したら皆さん喜んで持って帰られましたので、きっと早速付けて下さったことでしょう。
2年前のしつけ教室に参加されて「行って良かった、参加して自分が変わったし犬がとてもよゐこになりました」とお声をかけて頂いた方。
ウィズワン出身ワンコのお父さん。トイレシートでのトレーニングが出来ていた譲渡当時から現在まで、継続して自宅排泄をさせて下さっており「お陰でとても散歩が楽で、雨の日などもカッパを着てまで出かける必要ないよ(笑)」と。トイレのしつけは一生の財産です!
新しい飼い主さんの所でのびのび過ごしてきたせいか、異空間である会場へも難なくやって来られるようになった、ウィズワン出身のビビリアンわんこ。
注射が終わったらシッポを上げてすたこらさっさ・・・(笑)嬉しい成長ぶりに○の目にも涙。
譲渡後も愛情深く育てて頂いている子達に出会うたび、エネルギーが充電されていきます、有難うございます。