2年振り〜数字で見る山口犬事情

4月5日から23日まで山口市内北部161会場のうち129会場に、南部は113会場もありましたが北部と同時進行でもあったため、日曜の南総合センター会場のみ参加、合計130会場に同行させて頂きました。お世話になった山口市環境衛生課と獣医の先生方、同行許可頂き有難うございました。
以下3週間を数字で振り返ってみましょう。括弧は2年前の数字です。

16日間、4104匹(4480匹)のワンとその飼い主に会って、啓発チラシとクリーン作戦のおみやげウンPバッグを手配りしながら鑑札や迷子札の付いていない飼い主さんには装着のお願いを時間が許す限り具体的に説明させて頂きました。持参した無料簡易迷子札配布も150個あまり(100)
途中より、注射済み票はどうやって付けるの?とのお問い合わせがありましたので、急遽結束バンドも持参して「これで付けて下さいね」とメンバー宅の済票を首輪に付け実際に見本をご覧頂いて装着のお約束をお願いしました。
比較的登録の多い小郡地区への同行がなく、広域の割に少な目の阿東・徳地へ参加したため出会いの数は減っていますが、中身はずっと濃く、また楽しいものでした。
都合により3日程半日のみ同行、走行距離は996キロ(718キロ)走る犬小屋愛車ビッ君は時に縁石に乗り上げながらも良く走りました。その節は市のスタッフ、飼い主さんにもご迷惑をおかけしました!
38匹(31匹)のウィズワン出身ワンコに再会し、元気な姿を見てエネルギー補填。

今回私たちが遭遇したワンコによる流血は11件(5件)、首輪や胴輪が抜けての脱走は24件(10件)、何でだか増えてますよ(冷や汗)
ゆるゆるの胴輪の方に気を付けて下さいね〜とお声をかけても、根拠ない自信たっぷり「大丈夫!」と言われる方に限って、抜けて逃亡。本人(犬)もビックリで固まっている子はすぐ捕獲出来ますが、ヤンチャな子はおチョくられます。1匹、次の会場への移動時間が来ても捕まらない子がいて、追い込んで捕獲後に会場を追いかけたことも。敢えて書きますが某会場3匹連れの方で2匹が抜け逃げ、そのうち1匹は2度までも・・・飼い主さん、しっかりて下さいね。
何故か首輪も付けているのにわざわざ緩い胴輪にリードを付けている方が多くて・・・「こっちの方が良いのかと思った」と皆さん口を揃えて仰っており閉口。
胴輪は元気な子はより引っ張りに力が入りますからきちんとしつけの入っていない子には不向きです。
恐がりな子はいつもと違う方向に引っ張るので更に抜けやすくなり(シャツを脱ぐ時を想像して下さい)この日だけでも首輪は指1本入るくらい、少しきつめにしてご自宅に帰ってから緩めてあげて下さい。
工夫して鑑札や特注?の迷子札を付けている方も見かけましたが、立派な名札ケース付きの首輪をしているのに何も書いていない人も沢山見かけました。宝の持ち腐れになってますよ(苦笑)

増えてて良かったのは口輪装着36匹(前回記憶と記録なし)
中にはジーンズ生地のお手製もあり、「先生に迷惑をかけちゃいけないから」と若いお母さんが用心のために用意され、こんな気配りは嬉しいですよね。犬道上級者に認定!

最高齢は22才、大きな腫瘍を抱えて痛々しいのですが毛艶も良く食欲もあって、まだまだ元気で頑張れそうです。立派な100才越えのご長寿ワンコ。大型犬のゴールデンで15才も立派であやかりたいですね。

合併後の山口市ったらもぉ〜広いです!!
会場によって地域性があったり特定犬種が多かったりと、同行させて頂いてとても楽しかったというのが本音。
まだまだ、考え違いをしている方や同じ犬飼いとして不甲斐ないと思う飼い主さんも多いですが、ご自身の愛犬ですから貴方が責任を持たなくては・・・ねっ。
ついついお節介で口出しをしてしまって、中には不快な思いをされた方もいらっしゃるでしょうが、今年初めてすんなり出来たと喜んで帰られる飼い主さんには来年からこの調子でヨロシク!とエールをお送りました。そんなに難しいことではないですよ。コツさえ掴んだら犬もストレス最小限で、チャチャッと済むこと。
雨や寒い日が多く、曇りでも日焼け対策も決して油断したわけではありませんが、2人ともすっかり顔と手先が真っ黒になっており狂犬病焼けと呼んでいます(笑)