さぽらんて さぽらんてでは、これまでも、自分たちが「いまできること」を基本姿勢として、東日本復興支援に取り組んでまいりました。一人でも多くの人が「いまできること」で参加する支援の輪を広げるべく、26年度は、8月6・7日のちょうちん祭り開催にあわせチャリティ屋台「さぽポップコーン2014」をオープンしました。
さぽらんてができること：参加の場の提供
ここに、市民活動団体、大学、学生ボランティア、商店、そしてポップコーンを買っていただいた方、情報に「いいね」を押してシェアしていただいた方、などたくさんの人が加わり、屋台に関わった全員が東日本復興支援に参加したことになります！（参加者詳細は後方にて紹介）
ポップコーンの売り上げから経費を覗いた金額を、陸前高田のドキュメンタリー映画「あの街に桜が咲けば」山口上映実行委員会さんへと寄付し、上映・シンポジウムに係る活動へあてていただきます。
災害や被災は決して他人事ではなく、防災意識は常に私たちの生活の中に必要な備え。
被災地の方が、桜に、そして未来に託す想いに、私たちは何を学び、何を備え、何をつないでいくか。一人でも多くの人に伝えるための活動です。
実行委員のメンバーは、りす会山口（あらいぐま作戦in山口）さん、山口災害救援さん等さぽらんて登録団体をはじめ、多くの東日本支援活動団体から成り、さぽらんてもこの活動を後援しています。
屋台オープン前、最近お馴染み（？）の「センター長カレー」をいただきながら、ミーティングを行いました。一人ずつ自己紹介をして、りす会さんからは活動紹介をしていただき、屋台チームみんなの気持ちをひとつにまとめていただきました！
そのおかげで、ポップコーン職人と化したあらいぐま（りす会写真洗浄部隊の愛称）さんと、販売担当の浴衣に着替えた学生さん、そのまわりをバタつくさぽらんてスタッフで、客足を見ながら呼び込み、製造、販売、をチームワークよくこなすことができました！
学生さんは、６・７日でそれぞれ5名・6名と多数参加していただけたので、1時間交代で客足と他の屋台偵察というお楽しみ任務もお願いしました♪
汗だくになりながら作る→呼び込む→売る。単純作業の中にそれぞれが作業のコツをつかみどんどん楽しくなる屋台。「チャリティ」と「儲ける」をここまで楽しめるのも、チームが一丸となればこそ！
帰りに「今日はすごく充実した一日だった～」と学生さんから聞けたときは、それだけでも今回の企画は大成功だなと感激しましたが・・・売り上げを見て、ポップコーン同様気持ちもはじけました！（うまい）
両日ともに目標を大きくうわまわり
●初 日：231個
●二日目：226個
計457個×100円で、45700円を売り上げました!!
ここから経費3,776円（内訳：カップ2,384円、油・コーン1,392円）を差し引いた 41,924円を寄付することができます。（※初日の材料はりす会山口さんの持ち込みです）
ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
【参加者一覧】
・販売をお手伝いしてくれた11名の学生さん！
・学生さんの浴衣をお貸しいただいた「山口の街並みを着物で歩こう会」さん
・着付けにご協力いただいた、そごう呉服店さん、山大コーディネーター石井さん
・ポップコーン器材と材料を持ち込んでいただいた「りす会山口」さん
・ポップコーン職人として汗を流していただいたあらいぐまのみなさま
・現地（宮城）で支援活動をしながら、電話で激励の言葉と喝を送ってくださったりす会リーダー金子さん
・学生ボランティア募集にご協力いただいた山口大学・県立大学のコーディネーターさん
・屋台情報に「いいね」してくださった方や口コミで宣伝にご協力いただいた方
・ポップコーンを買っていただいた方
・カラメルポップコーンの使い方を伝授してくださった食材卸業の方
・キャラメルシュガーの販売店の心当たりをあたってくださった洋菓子店の奥様
・会議のお茶菓子にチャリティポップコーンを選んでいただいた市役所職員の方
・試作ポップコーンの味見をしてくれた子どもたち
などなど、本当にたくさんの方々のご協力とご参加に心よりお礼申し上げます。
さて、次回の「さぽチャリティ屋台」の開催日程は未定ですが、確実にまたオープンしますのでぜひ、あなたの「いまできること」でご参加ください。
今回の記録と次回開催のため、さぽろぐ（ブログ）に開催準備からのプロセスや、参加者の声など少しづつアップしたいと思います！そちらも併せてご覧ください。
＜スタッフ 小田＞
