第2回さぽカフェレポート(6/1)

今回は新たに市保健センターの保健師さんやNICUのびっこ代表佐々木さんにもご参加いただき、14名の参加者が集ってのにぎやかなさぽカフェとなりました。
簡単な自己紹介ののちに本題へ。今日の前半は『発達障がいへの理解が深まることで生まれるメリット』について互いの意見を出し合いました。
その結果、発達障がいへの理解が深まると、最終的には犯罪、貧困、自殺、育児ノイローゼ、ひきこもりなど、現代社会の抱えた種々の問題まで一緒に解決できるかもしれないという可能性が見えてきて、がぜんやる気になった参加者。
休憩をはさんで後半は啓発グループと4月のイベントグループに分かれて話し合いました。
啓発グループでは、啓発グッズについては発達障がいへの理解を一方的に求めるものではなく、その言動の裏にある背景や正しい対応方法を知ってもらうことで相互理解につながるものにすることを再確認しました。
イベントグループであがった意見のなかで印象的だったのは、『イベントのチラシやパンフレットはおいてもらって当たり前のところに置いても意味がない。健常者が通常行きかう場所に置いてもらうことが大事』という言葉。
そこから一見関係なさそうな人達を巻き込むアイデアが次々と繰り出され、気づけば壮大なプロジェクトに膨れ上がりました。ここまでくると、できるかできないかではなく、何をやって何をやらないかです(笑)。いろんなつながりを生かし、このワクワクするプロジェクトの実現に向けて着実に歩をすすめて行きたいと思っています。

(スタッフ 川上)

さぽカフェの様子です その1さぽカフェの様子です その2 さぽカフェの様子です その3