絵本作家・鳥の巣研究家 鈴木まもるさんが語る 絵本と鳥の巣のふしぎ @ やまぐち物語・絵本ライブ

こどもと本ジョイントネット21・山口では、絵本作家・鳥の巣研究家 鈴木まもるさんをお迎えして、やまぐち物語・絵本ライブ「絵本と鳥の巣のふしぎ」を2月9日(土)に山陽小野田市立図書館で開きます。


鈴木まもるライブ2018


鳥の巣は鳥の家ではありません。

卵を産むときにつくり、ヒナが巣立つと雨や風で自然に壊れ土にかえります。
鳥の卵やヒナは栄養があるので、外敵に見つかると食べられてしまいます。
そんなか弱い生命を巣立つまで守るための安全な空間が鳥の巣です。
妊婦さんのおなかの形と同じ美しい形のハタオリドリの巣、羊の毛をフェルト状にして寒さから守るツリスガラなど、世界中の鳥が地球という多様な環境に適応し、それぞれの場所でそれぞれの巣を作り、新しい生命を育てているのです。
鈴木さんの持参された実際の鳥の巣の実物や映像などを見ながら、知識や情報が氾濫した今の世の中をどう生きるか、といったことを鳥の巣を通して考えてみたいと思います。

 

  ♦日 時 2019年2月9日(土)13:00~15:00
  ♦場 所 山陽小野田市立中央図書館 2F 視聴覚ホール
  ♦講 師 鈴木まもる(画家、絵本作家、鳥の巣研究家)
  ♦対 象 小学生以上(それ未満の子どもは親の管理)-絵本、自然、動物、鳥や鳥の巣、教育、美術、造形活動、子育てに興味のある人
  ♦定 員 100名(要予約・先着順)
  ♦参加費 大人1,000円(当日1,500円)、5歳~中学生以下500円(当日1,000円)
   ※5以上有料。
   ※5歳未満の方の席はご用意できないことをご了承ください。
   ※小学生未満の方を同伴される場合は必ず申込時にお申し出ください。
  ♦申込先 090-2008-9467(山本)、 090-3636-2617(山口)、yamaf123@c-able.ne.jp (山口)
  ♦主 催 こどもと本ジョイントネット21・山口
  ♦後 援 山陽小野田市教育委員会、山口県子ども文庫連絡会
  ♦助 成 子どもゆめ基金

 

鈴木まもる
画家/絵本作家/鳥の巣研究家。1952年 東京生まれ。東京藝術大学工芸科中退。1980年に絵本『ぼくの大きな木』(鶴見正夫/文 偕成社)で絵本作家としてデビュー。1995年『黒ねこサンゴロウ』シリーズ(竹下文子/文 偕成社)で赤い鳥さし絵賞、2006年『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、2014年『ニワシドリのひみつ ~庭師鳥は芸術家』(岩崎書店)で産経児童出版文化賞JR賞を受賞。絵本・童話のイラストは、これまでに150冊近い。その他、教科書、ポスター、カレンダーなどの仕事がある。1986年に伊豆半島に転居後、野山でみつけた鳥の巣の造形的魅力にとりつかれ、独学で巣の研究と収集を始める。 以来、収集した巣の数はおよそ230種、550個以上。1998年から全国各地で鳥の巣と絵画の展覧会を開催している。

­ 

canpanブログにもアップしています。